大会前はグループ1位、2位を争うことも予想されたカードだが、お互い自力ではグループリーグ突破を決められない苦しい立場でこの試合を迎えた。試合は開催国の意地で南アフリカが勝利。しかし、得失点差でメキシコに及ばず、両チーム敗退となった。下記は、南アフリカ戦でのフランス代表の出場選手を個別に評価したものである。

■No.1 ジョセフス 【GK】 6.5

人間業とは思えない超反応でギャラスのシュートを弾いたほか、スローイングや正確なキックで攻撃にも貢献。失点の場面で彼に出来ることはなかった。

■No.3 マシレラ 【LB】 6.0

前半はジニャックの裏を突いて攻撃に参加し2点目のアシストも記録。後半は運動量が落ちたが攻守に貢献。

■No.4 マクーナ 【CB】 6.0

序盤のピンチを防ぎ、フランス攻撃陣の強引なプレーを凌いだ。大きなミスはなく及第点のプレー。

■No.5 エンコンカ 【RB】 6.0

途中で怪我をしプレー続行不可能となったが、精度の高いクロスと攻撃参加で前半はサイド攻撃をリード。

■No.6 シバヤ 【DH】 6.5

先日までのチームの弱点であったバイタルエリアのスペースを常に埋め、守備の安定に大きく貢献。一対一で負けることも1、2回あったが、常に効果的なプレーをしていた。

■No.8 シャバララ 【LH】 6.0

チャンスを何度も作ったものの、彼のお膳立てはなかなか点に繋がらず、自らもシュートを決められなかった。運に見放されていた。

■No.9 エンフェラ 【FT】 6.5

持ち前のスピードでフランスの守備陣を翻弄し、2点目を奪取。3点目を取る大きなチャンスを外してしまったのが惜しい。

■No.10 ピーナール 【RH】 6.0

先日の弱気さはいずこやら、今日は非常に積極的にボールを収めてキープ、展開し、多くの攻撃の起点となった。

■No.17 パーカー 【ST】 5.5

やや強引に過ぎるシュートが多かったが、ボールを持ち出すプレーやスピードを生かす場面で活躍。

■No.20 クマロ 【CB】 6.5

先制点をあげる見事なヘディングだけでなく、守備でも好調で危険な場面で頑張りを見せた。

■No.23 クボニ 【DH】 5.0

シバヤと縦関係になり攻撃に絡む場面が多かったが、良い内容のプレーではなかった。やや判断が遅く強引であった。

(途中出場)


■No.2 ガクサ 【RB】 5.0

出てきた時間がフランスのサイドの守備が改善された後だったので、なかなか活躍することが出来なかった。

■No.18 ノムヴェテ 【ST】 6.0

今大会初出場となったベテラン。年齢を感じさせないスピードでフランスディフェンダー陣をかなり苦しめた。ロスタイムのラストパスは完璧だったが、シャバララがシュートを決められなかった。

■No.11 モディセ 【OH】 -

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