下記は、アルゼンチン戦に出場した、ギリシャ代表選手を個別に評価したものである。

■No.1 ツォルヴァス 【GK】 6.5

ファインセーブと強いパーソナリティで、試合を成り立たせた。ハイボールの対応には不安を見せるも、アルゼンチンがクロスを多用しなかったので致命的ではなかった。

■No.5 モラス 【CB】 5.0

アグエロのスピードに手を焼いた。トロシディスがDFで頼りにならなかったことを考えれば情状酌量の余地はある。

■No.6 ツィオリス 【CH】 5.0

コメントに困る内容。

■No.7 サマラス 【FT】 5.5

よく走ったし、守備面の貢献も大きい。カウンター時にマークを外す動きも秀逸だ。しかし、得点をとるということに関してはシティ時代からまったく成長していない。後半開始直後のチャンスを外したのは大失態。

■No.8 パパドプロス 【CB】 5.5

守備範囲の広さと機動力を見せ、ミリートを自由にしなかった。しかし後半はメッシにいいようにやられた。

■No.10 カラグニス 【OH】 6.0

スルーパスとドリブルでアルゼンチンDFをいらだたせ、味方に息をつかせていたが、足首を負傷してハーフタイムで交代させられてしまった。

■No.11 ヴィントラ 【RB】 5.5

アルゼンチンの左サイドに仕事をさせなかったが、こちらも大した仕事はしていない。

■No.15 トロシディス 【LB】 5.0

アルゼンチンはサイドにスペースができるシステムを採用していた。カウンター時にはより前に出て、相手に脅威を与えるべきだっただろう。

■No.16 キルギアコス 【CB】 5.0

カバーリングをこなしつつDFラインの前のスペースを埋めた。しかし対応が1歩ずつ遅れがちで、リヴァプールでプレーしている選手としては物足りない。

■No.19 パパスタソプロス 【DH】 5.5

前半はメッシをよく封じた。しかし後半は前を向いてボールをもたれてしまい、あっという間に置き去りに。

■No.21 カツラニス 【CH】 5.5

前半はベロンとボラッティをきっちりとマークしつつ、前に出るカラグニスをうまくサポートしていた。怪我でベンチに退いてしまったのは残念。

(途中出場)


■No.4 スピロプロス 【LB】 5.0

カバーリングは良かったが、それ以外にまるで印象なし。左サイドをうろついていた。

■No.18 ニニス 【OH】 4.5

「ギリシャのワンダーボーイ」たるプレーは見せられなかった。

■No.3 パツァゾグル 【CH】 -

55分から出場。評価材料はなし。

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