Pick Up Player
マーク・オルブライトン Marc Albrighton
アストン・ヴィラ所属
背番号 12
1989年11月18日生まれ
イングランド U21代表
175cm / 80kg

ジェイムズ・ミルナーの移籍はオニール監督の辞任にまでつながってしまったが、ヴィラにしてみれば決して悪い取引ではなかったはずだ。巨額の移籍金とスティーヴン・アイルランドを手に入れたし、ミルナーに代わる新しい才能もいる。それがマーク・オルブライトンだ。
オルブライトンは8歳のとき、WBAのオファーを断ってヴィラと契約。以来順調に才能を伸ばしてきた。目を引くのは一気に加速して相手を置き去りにするスピードと、急激な方向転換を可能にするボディバランス。今季は開幕から右サイドでドリブルの威力を発揮している。また、すでに2つのアシストを決めている鋭く曲がるクロスと、逆サイドからのパスに飛び込む得点感覚も大きな武器だ。
だが改善すべき点も多い。ドリブルはスピード任せで、自らスペースをつぶしてしまうことも少なくない。体力的にも不安が残る。ドリブルが読み切られる前に、スペースをうまく活用する技術を身につける必要があるだろう。


Pick Up Player
ジョーダン・ヘンダーソン Jordan Henderson
サンダーランド所属
背番号 10
1990年6月17日生まれ
イグランド U21代表
182cm / 67kg

イングランドU21代表でも定位置をつかみつつある、快速アタッカー。2009/10シーズンにトップチームにデビューし、すぐに地位を確立した。右サイドハーフを本職とするが、リー・カタモール不在時にセンターハーフの位置で好プレーを見せ、翌2010/11シーズンはクラブ、代表どちらも中央で起用されている。
最大の魅力は思い切りの良い攻め上がり。小回りが利き、ワンタッチでパスを捌いてからゴール前に飛び出していくまでのスピードは目を見張るものがある。9月11日のウィガン戦では、一瞬の加速でマークを振り切り、絶妙なクロスをアサモア・ギャンに合わせて先制点をアシストした。
カペッロ監督がA代表に呼ぶことを考えていると報道されており、実現すればマイケル・グレイ以来11年ぶりの「サンダーランド生え抜きのイングランド代表」が実現する。

Pick Up Player
トム・クレヴァリー Tom Cleverley
ウィガン・アスレティック所属
背番号 15
1989年8月12日生まれ
イングランド U21代表
175cm / 67kg

昨シーズン、ワトフォードで33試合11得点とブレイク。マンチェスター・ユナイテッドのアカデミーで育った技巧派のMFは、今季マンUでのベンチ枠争いよりも、ウィガンでレギュラーを争うことを選んだ。
イングランドU21代表では右サイドのレギュラーに収まっているが、上述のヘンダーソンと比べると、ヘンダーソンはボールを動かすタイプ、こちらはよりボールと共に走るタイプと言えるだろう。右サイドでの細かい切り返し、タイミングをずらしてのクロスなど小技に長け、クロスの質も上々。FKでも点が取れる。スケールは小さいが、穴の少ないMFへの成長が期待できそうだ。

Pick Up Player
ライアン・バートランド Ryan Bertrand
ノッティンガム・フォレスト所属
背番号 3
1989年8月5日生まれ
イングランド U21代表
179cm / 70kg

アシュリー・コールの背後を虎視眈々と狙う、超攻撃的サイドバック。
イングランド代表不動の左サイドバック、アシュリー・コールと同様に元々はFW出身。そのため、スタートポジションはサイドバックであるとは言え、その攻撃スタイルはウィンガーそのものだ。
高速シザースやキックフェイントを得意としており、サイドの奥深くを抉るだけではなく、相手を抜ききる前に質の高いクロスを放つことも可能。さらには、プレイスキッカーとしての才能も兼ね備えている。

Pick Up Player
タマース・カダーシュ Tamas Kadar
ニューカッスル所属
背番号 28
1990年3月14日生まれ
ハンガリー U21代表
188m / 85kg

18歳でイングランドに渡り、ニューカッスルのアカデミーに入団。すでにハンガリーのA代表から招集も受けている、左利きのDF。ボール扱いが巧みで、ニューカッスルでは本職のCBではなく、左SBとして出場している。やや自信にかけ、自己主張が弱いのが懸念。より主体的にディフェンスをコントロールしていくプレーがほしい。

Pick Up Player
アレックス・チュイメニ=ナイムリー Alex Tchuimeni-Nimely
マンチェスター・シティ所属
背番号 43
1991年5月11日生まれ
イングランド U20代表
175cm / ?kg

長い名前と裏に抜け出す瞬発力が特徴のストライカー。リベリアで生まれ、ユース年代はリベリアとカメルーンでプレー。17歳のときにトライアルを経てマンチェスター・シティに入団した。
リベリアの年代別代表に選ばれていたものの、2009年に召集を拒否してイングランドを選択。同年のU-20W杯に出場し、ウズベキスタン戦では左足で豪快なゴールを決めている。
昨シーズンは2010年3月のバーンリー戦でトップチームデビューを果たし、今季もチームに残留。マンチーニ監督からも期待されている。

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