怪我明けからベンチ生活を強いられている、アーセナルのウィンガー、シオ・ウォルコットは現状に不満を抱いていることを明らかにした。

「とにかく少しでも長い時間サッカーがしたい。先発から出場したいんだ。試合開始をベンチから見守るというのは本当にフラストレーションが溜まるもんさ。これは僕だけじゃなくて、ベンチに座っている選手は皆感じることだと思うけどね」
「この状況を打破するには自分の能力を証明しないといけない。だけど、僕がチームに戻ってきた時は、チーム状態がかなり良くてね。僕をチームに加える理由がなかった状態だったんだ。勝っているチームがメンバーを変える必要はないだろ?これは僕も十分理解しているつもりさ。だけど、だからといって、フラストレーションを感じないようにすることは難しい」
「先日のパルティザン戦で結果を残せたことは良かったね。あれによって監督の頭を悩ませれたらラッキーなんだけどね。月曜日にはユナイテッドとの試合が控えている。個人的にも本当に楽しみにしているんだ。実は、今まで一度もオールド・トラッフォードでスタメンから出場したことはないしね」

W杯前には故障によってコンディションを崩し、本大会メンバーからも落選。戦列復帰後も調子の良いチームから漏れる形で控え扱い。このところ、明らかにバイオリズムが低下中の感が強いウォルコットだが、彼が完全復活することを祈っているサポーターは少なくない。

(筆:Qoly編集部 T)

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