ヴォルフスブルクDFアンドレーア・バルザッリのユヴェントス移籍が正式に決まった。2006年の世界チャンピオンの1人であるバルザッリはかねてよりイタリア復帰が噂されていたが、メディカルチェックにパスし、正式にユーヴェの一員となる事が発表された。

ボールにも人にも強い、ハイレベルなセンターバック。フィードもそれなりにこなせるため、後方からボールを丁寧に繋いでいくチームにもフィットできる。

出身が地方クラブのため、若い頃は無名中の無名選手だったが、2001年にアスコリの目に止まると、クラブのセリエA昇格に貢献し、02/03シーズンにはトップリーグでプレイした。チームの降格と同時にキエーヴォに移り、その後はパレルモへ。2008年にはドイツのヴォルフスブルクに加入した。

代表では、U-21を経て2004年にA代表へ。2006年W杯やEURO2008にも参加したが、世代交代の波に飲まれる形で遠ざかっている。

今回の移籍で、キエッリーニ、ボヌッチ、レグロッターリェに続き4人目のアッズーリ経験者を抱える事になったユヴェントス。全員が同時にピッチに立つ事は困難なため、移籍を余儀なくされる選手が現れそうだ。

(筆:Qoly編集部 N)

asiancup_ad_banner

【厳選Qoly】戦術完成度はNo.1!スキッベ体制3年目、充実のサンフレッチェ広島が「相手の予測を上回る」理由。

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら