南米はコロンビアからショッキングな映像が南米から飛び込んできた。

先月27日に行われたコロンビア・プロサッカーリーグ、ジュニオール戦でデポルティボ・ペレイラのパナマ代表DFルイス・モレノ(Luis Moreno)がボールと接触し、ピッチに横たわっていたフクロウをピッチ外へ“蹴り出した"のだ。その結果、このフクロウが2日後に亡くなってしまったのだが、この行為が大問題となっている。

実はこのフクロウ、ただのフクロウではなく、ジュニオールの本拠地メトロポリターノ・スタジアムに住みラッキーチャームとしてサポーターに愛される存在だったのだ。これによりモレノは『殺人鬼!』という怒号響くなか、警備員にガードされてスタジアムを去ることになった。そして、ことはこれだけでは収まらなかった。この衝撃のシーンは全国放送されており、動物虐待に当たるとモレノを糾弾する動きが加速。

『フクロウを傷つけるつもりはなかった。飛べるかどうか確かめるためにやったんだ。』と語ったモレノはジュニオールを含め全国のサポーターに謝罪し、処分を甘んじて受けると表明。リーグの規律委員会はモレノに対し、2試合の出場停止処分と罰金を科したが、動物虐待に該当すると判断されればさらなる罰金と最長で3ヶ月の禁固刑に処される可能性もあるという。

問題が起こったシーンの前の場面を見ると、ジュニオールの選手が蹴ったボールが当たった時点で既にダメージを負っていることがわかる。搬送先の獣医はストレスに苦しんでいて沈静が必要だったが、骨折はなかったと話したという。私のような医学の素人が直接の死因がどちらなのかを論じるのはナンセンスであり、言えることがあるとすれば、痛んでいる動物を"足"で粗雑に扱ってしまったこと自体が問題だということだ。いち早くフクロウのもとへ駆けつけたようにも見えるモレノにはもっと思慮深く行動してもらいたかった・・・。

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