2011年5月16日(月) - スタッド・ギャストン・ジェラール(ディジョン)
Dijon
2
1-1
1-0
1
Grenoble
リバス
マンダンヌ
5'
82'
得点者
14'

ティニャン



3試合を残して既に3部降格が決定しているグルノーブル。試合前の段階で3位と昇格を争っているディジョンのホームに乗り込んだものの、終盤の失点であえなく敗北を喫した。松井選手は前半はセンターハーフ、後半はトップ下でフル出場を果たしたが、大きな活躍は出来なかった。

グルノーブルは4分、早い時間帯に失点を喫する悪い立ち上がりであった。メンディの軽率なクリアを奪われてショートカウンターを受け、ベランゲのクロスをリバスに押し込まれてしまったのである。

相手が先制点の後若干守備的になったことでボールは保持できる展開が続いたが、両ウイングのチャンスメイクが雑で得点機に繋がらず。マンドリッシにロングボールを当てるところまではいいが、落としも安定しない、サイドに展開してもまともなクロスが一本も入ってこない。そんな中で14分、クルトワのコーナーキックからニアにティニャンが飛び込み、同点に追いつけたのはまさに幸運としか言いようがなかった。

後半は相手が攻撃的に仕掛けてきたことで押し込まれるようになり、苦しい内容に。しかしキーパーのヴィヴィアニが好セーブを連発しピンチを防ぎ、そして意図的に前線に残る松井がカウンターの基点となり、スペースを消されていた前半よりもチャンスを増やすことに成功した。劣勢でありながらも、耐えて機会を狙える状態には持ち込んでいた。

しかし82分、ついに守備が決壊してしまった。リバスのFKが壁に当たってゴール前にこぼれ、途中出場のマンダンヌにシュートを許した。予想外のボールの動きに、好セーブを続けていたヴィヴィアニも反応しきれず。ネットが揺らされ、その後の反撃も実らず。結局これが決勝点となり、グルノーブルは5試合振りの黒星を喫することとなった。

(筆:Qoly編集部 K)


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