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チェコ・ガンブリヌスリーガのバニーク・オストラヴァは10日、マレク・ヤンクロフスキと今シーズン終了までの契約を結んだと発表した。

34歳の元チェコ代表DF、ヤンクロフスキは6年在籍したミランを今夏退団。3月に靭帯を痛めた左ひざの状態が思わしくないため現役引退もささやかれていたが、長いリハビリの結果トレーニングができる状態にまで回復。そして、以前から「故郷で選手生活を終えたい」と語っていた通り、デビューから2000年まで過ごした古巣への復帰を決めた。地元の英雄の帰還に伴い、クラブはさっそく13日にファンショップでサイン会を行うようだ。

チェコスロバキアリーグ時代を含め4度の優勝を誇り、ヤンクロフスキ、バロシュ、ガラーセク、ジェプカなど育成にも定評のあるバニーク・オストラヴァ。しかし、財政難のため昨季は14位でギリギリ残留。今季もここまで最下位(16位)と苦しんでいる。ひざの大怪我から復帰したばかりのヤンクロフスキがいきなり救世主となるのは難しいかもしれないが、偉大なキャリアを持つ彼の加入を刺激材料に、まずは上昇ムードに乗りたいところだ。

(筆:Qoly編集部 O)

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