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EURO2012は10月11日、予選のグループステージ全日程が終了。まだ来月に行われるプレーオフが残っているが、今回の予選をデータで簡単に振り返ってみたい。(各チームの勝ち点、得点、失点をそれぞれ1試合平均で出しています)

勝ち点 チーム 得点 チーム 失点 チーム
1 3 スペイン 3.7 オランダ 0.2 イタリア
2 3 ドイツ 3.4 ドイツ 0.4 ロシア
3 2.7 オランダ 3.25 スペイン 0.4 フランス
4 2.6 イタリア 3.1 スウェーデン 0.5 ギリシャ
5 2.4 ギリシャ 2.625 ポルトガル 0.625 イングランド
6 2.4 スウェーデン 2.2 アルメニア 0.7 ドイツ
7 2.375 デンマーク 2.2 ハンガリー 0.7 クロアチア
8 2.3 ロシア 2.125 イングランド 0.7 アイルランド
9 2.25 イングランド 2.1 ベルギー 0.7 スロベニア
10 2.2 クロアチア 2 イタリア 0.7 ベラルーシ
11 2.1 フランス 1.875 デンマーク 0.75 スペイン
12 2.1 アイルランド 1.8 クロアチア 0.75 デンマーク
13 2 ボスニア・H 1.7 ロシア 0.8 オランダ
14 2 ノルウェー 1.7 ボスニア・H 0.8 ボスニア・H
15 2 ポルトガル 1.6 オーストリア 0.875 ノルウェー
16 1.9 ハンガリー 1.6 フィンランド 0.875 モンテネグロ
17 1.7 アルメニア 1.5 アイルランド 0.9 ルーマニア
18 1.7 トルコ 1.5 エストニア 0.9 グルジア
19 1.625 チェコ 1.5 フランス 1 アルメニア
20 1.6 イスラエル 1.5 スイス 1 チェコ
21 1.6 エストニア 1.5 チェコ 1 スロバキア
22 1.5 モンテネグロ 1.4 ギリシャ 1.1 スウェーデン
23 1.5 スロバキア 1.3 トルコ 1.1 トルコ
24 1.5 セルビア 1.3 セルビア 1.1 イスラエル
25 1.5 ベルギー 1.3 ルーマニア 1.2 セルビア
26 1.4 スロベニア 1.3 イスラエル 1.2 ラトビア
27 1.4 ルーマニア 1.25 ノルウェー 1.25 スイス
28 1.375 スイス 1.2 モルドバ 1.25 スコットランド
29 1.375 スコットランド 1.125 スコットランド 1.25 ウェールズ
30 1.3 ベラルーシ 1.1 スロベニア 1.3 北アイルランド
31 1.2 オーストリア 1 アゼルバイジャン 1.4 ハンガリー
32 1.125 ウェールズ 0.9 北アイルランド 1.4 エストニア
33 1.1 ラトビア 0.9 ラトビア 1.4 マケドニア
34 1 グルジア 0.875 モンテネグロ 1.4 アルバニア
35 1 フィンランド 0.875 キプロス 1.5 ポルトガル
36 0.9 北アイルランド 0.8 マケドニア 1.5 ベルギー
37 0.9 アルバニア 0.8 ベラルーシ 1.6 フィンランド
38 0.9 モルドバ 0.75 ウェールズ 1.6 モルドバ
39 0.8 マケドニア 0.75 アイスランド 1.625 リトアニア
40 0.7 アゼルバイジャン 0.7 スロバキア 1.625 ブルガリア
41 0.625 リトアニア 0.7 アルバニア 1.7 オーストリア
42 0.625 ブルガリア 0.7 グルジア 1.75 アイスランド
43 0.5 アイスランド 0.6 カザフスタン 2.1 マルタ
44 0.5 リヒテンシュタイン 0.6 フェロー諸島 2.1 ルクセンブルク
45 0.4 ルクセンブルク 0.5 リトアニア 2.125 リヒテンシュタイン
46 0.4 カザフスタン 0.4 マルタ 2.4 カザフスタン
47 0.4 フェロー諸島 0.375 ブルガリア 2.5 キプロス
48 0.25 キプロス 0.375 リヒテンシュタイン 2.5 アンドラ
49 0.1 マルタ 0.3 ルクセンブルク 2.6 アゼルバイジャン
50 0 アンドラ 0.1 アンドラ 2.6 フェロー諸島
51 0 サンマリノ 0 サンマリノ 5.3 サンマリノ

EURO2008のファイナリストであるスペインとドイツが見事全勝で予選を通過。オランダも全勝ロードを歩んでいたが、最終戦でスウェーデンに敗れ9勝1敗に終わった。一方、全敗を喫してしまったのはアンドラとサンマリノ。得点もゼロだったサンマリノは、2001年4月25日に行われた日韓W杯予選のラトビア対サンマリノ(1-1)が、W杯とEUROの予選を通じて最後に勝ち点を手にした試合となっている。

組み合わせによる影響が最も大きい項目である得点は、サンマリノと同組のオランダがトップ。そして、2位ドイツ、3位スペインと、勝ち点の上位3チームがそのままトップ3に入った。その他の上位で気になるのは、6位のアルメニアだろう。惜しくもロシアとアイルランドに勝ち点で及ばなかったものの、得点では堂々のグループトップ。国内リーグ10連覇中のピュニクの監督も兼務する、37歳のヴァルダン・ミナスヤン監督の下で年々組織力を強めており、今予選ではW杯ベスト16のスロバキアにアウェイで4-0の勝利を収めた。

失点の上位に並んだのは、イタリア、ロシア、フランス、ギリシャなど。この辺りが、守備力を武器に予選を勝ち抜いてきたチームだといえるだろうか。イタリアは貫禄のトップといえるが、昨年就任したチェーザレ・プランデッリ監督はむしろ攻撃面に特徴付けを行っており、バランスの取れたチームに仕上がりつつあるようだ。今年8月には親善試合ながら、スペインを2-1で撃破。ベスト8で対戦した4年前も押し込まれながら最終的にPK戦にまで持ち込んでいるため、今大会で“打倒スペイン”の一番手に挙げる声が少なくない。

(筆:Qoly編集部 O)

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