4月4日、ソマリア政府の広報官アブディラフマン・オマール・オズマンは、「首都モガディシュで発生した自爆テロ事件により、サッカー連盟会長モハムド・ヌール、オリンピック委員長アデン・ハジ・イェルベローが死亡した」と発表した。

事件はソマリア国立劇場のリニューアルオープンに際した式典で起こった。首相のアブディウェリ・モハメド・アリ氏が祝辞を読み上げている最中に爆発が起こり、サッカー連盟会長を含む7~10人が死亡したと見られている。

自爆したのは女性のテロリストで、事件に対してはソマリア暫定自治政府と対立しているイスラム武装勢力アル・シャバブが犯行を認めている。

FIFAのブラッター会長は、ソマリアサッカー連盟に対して弔意のコメントを送った。

「モガディシュの事件でソマリア連盟会長、オリンピック委員長が亡くなったと聞いてショックを受けています。私は個人的に彼らと知り合いでした。彼らの国でスポーツを促進していくには、無限の努力が必要になったことでしょう。惜しい方々を亡くしました。

私、FIFA、そして世界のサッカーファミリーは、この攻撃で犠牲になった方々とソマリアサッカー界と共にあります」

(筆:Qoly編集部 K)

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