エジプトの若手選手、続々と海外へ

スーパースポーツ・ドットコムは4月15日、バイエルン・ミュンヘンがエジプトU-23代表MFムハンマド・アル・ナーニーの獲得を狙っていると報じた。

エル・ナニが所属しているアラブ・コンストラクターズのディレクターを務めているモハメド・アデルはインタビューにこう答えた。

「バイエルン・ミュンヘンは、クラブを助ける甘い取引を持ちかけて来た。アル・ナーニーだけではなく、バセム・アリにも獲得の打診があったが、まだ交渉段階には入っていない」

ムハンマド・アル・ナーニーは1992年生まれの19才。既にアラブ・コンストラクターズでは中心選手として君臨している。今夏の五輪に臨むU-23代表の一員であり、2月29日のニジェール戦でA代表にもデビューした。現在エジプトリーグのベストプレーヤーの一人と言われている期待のボランチである。(⇒動画)

また、交渉段階に入っていないと言われているバセム・アリは1988年生まれの23才。今年2月にA代表デビューを飾っているミッドフィルダーである。

エジプトプレミアリーグは今季の試合が全て中止となった。そのため格クラブは財政的に打撃を受けており、特にアラブ・コンストラクターズは厳しい状況に陥っていると言われ、事実先日はバーゼルにMFムハンマド・サラーを売却している。

(筆:Qoly編集部 K)

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