4月28日、29日に開催されるKリーグ第10節で、水原三星ブルーウイングス対城南一和天馬のダービーマッチが行われる。近隣都市の名門同士の試合を前に、両チームが会見で火花を飛ばした。

かつて城南で活躍し、今季から水原に移籍したモンテネグロ人FWジェナン・ラドンチッチは、露骨に古巣を挑発。

「城南? 良いチームだよね。野球のチームだっけ? まあ、守備は私が居たときより弱くなったよね。パス回しはちょっとは良くなったけども」

かつてのチームメイトによる挑発に対し、城南の選手も対抗。ラドンチッチとは逆に、昨年水原から城南へと移籍したGKハ・ガンジンはこう話した。

「いやあ、水原の時に対戦したラドンチッチは確かに“ホームラン"をよく打ってくれて助かったよ。今回も打ち上げてくれることを願うよ」

「魔界大戦」と呼ばれる、首都圏のビッグクラブ同士の試合。2010年以降は2勝1分2敗と拮抗している。さらに、水原はここ5試合を3勝2分で来ており、城南はACLも含めると4連勝中と、どちらも好調だ。

熾烈な戦いが予想されるダービーマッチは、水原ワールドカップスタジアムで本日午後3時にキックオフされる。

(筆:Qoly編集部 K)

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