28日に行われたオランダ・エールディビジの第32節ヘラクレス・アルメロvs.ヘーレンフェーンで、ヘーレンフェーンのオランダ人FWバス・ドストが2ゴールを決め、リーグ戦残り2試合を残して30ゴールの大台に到達。エールディビジの1シーズン30ゴール以上は2009/2010シーズンに35ゴールを記録したアヤックスのルイス・スアレス(現リヴァプール)以来となる。試合は2-4でヘーレンフェーンが勝利した。

1989年生まれのドストは現在21歳。196cmという長身ながら柔らかい身のこなしと正確な足元の技術を持ち、ペナルティーエリア内でのポジショニング、ヘディングに優れる。特にチームメイトのウィング、ルシアーノ・ナルシンとのコンビネーションは抜群で、ドストのゴールの多くがナルシンからのアシストである。体重が70kg台と痩せ形のため、その佇まいは元イングランド代表クラウチを彷彿とさせる。

既に今シーズンのオランダカップでも6ゴールでトップスコアラーとなっているが、エールディビジでも現在23ゴールで得点ランク2位のルーク・デ・ヨング(トウェンテ)に7ゴール差を付けており、初の得点王も視界良好。代表レベルではこれまでU-21代表での経験しかないが、A代表入りも時間の問題だろう。昨シーズン終了後にはアヤックス移籍間近となりながら破談。今シーズン終了後の動向にも注目が集まる。

(筆:Qoly編集部 H)

{module [170]}
{module [171]}

{module [173]}

【厳選Qoly】日本代表、北朝鮮との3月シリーズで「株を上げた」3名の選手

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら