「技術導入はどこまで行けば終わりとなるのか?」

12月11日、現在開かれているクラブワールドカップで初めて採用されたゴールラインテクノロジーについて、ロイター通信はUEFA会長ミシェル・プラティニ氏にインタビューを敢行した。

かつてFIFA会長ゼップ・ブラッターも技術の導入には反対であったが、ワールドカップで大きな議論が巻き起こったことにより、彼は姿勢を変化させた。しかし、プラティニ氏はいまだゴールラインテクノロジーの導入については反対の立場を崩していないようだ。

「これはゴールラインテクノロジーの問題じゃない。テクノロジーを導入するかどうかの問題だ。これがテクノロジー導入の始まりだとすれば、では一体どこまで行けば終わりとなるのか?

我々の大会でゴールラインテクノロジーを導入すれば、5年で5000万ユーロが費やされることとなる。

年間でおそらく1つや2つに過ぎないミスジャッジのために5000万ユーロを投資するよりも、私は草の根のサッカー、そして未開発の地域のために5000万ユーロを投資したいと考えている。

私は現在国際委員会に受け入れられている追加副審制度を支持している。彼らはゴールラインから1メートルで位置取り、ボールがそこを超えたかどうかを判別できる。良い眼鏡を持っていればね。

計画は時期尚早だった。アイデアが決定された。それ以外は何もない。我々はEURO2020の前に、8年間で何をすべきか最高のアイデアを出すための委員会を設置したいと考えている」

(筆:Qoly編集部 K)

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