ドルトムントのユルゲン・クロップ監督がラッパー、ドゥ・マロック(Dú Maroc)の新曲「One Touch」(feat. Jonesmann)のミュージックビデオに出演し話題となっている。

27歳のモロッコ系ドイツ人ラッパー、ドゥ・マロック、本名ミムン・アラウィ(Mimoun Alaoui)はブンデスリーガでのプレーを夢見るフットボーラーだったが、大怪我がきっかけでラッパーに転進。今回の曲は以前からの知り合いである元U-21ドイツ代表、その後チュニジア代表となったヘルタ・ベルリンの10番エニス・ベン=ハティラへの激励、さらに、主にマイノリティの若者や子どもたちに夢へまい進することの大切さを伝えるために制作された。

クロップ監督もそのコンセプトに賛同して出演したという話だが、ミムン・アラウィのアマチュアでのキャリアを調べたところどうもマインツ(※クロップ監督が2008年まで在籍)にいた時期もあるようで、元々面識があったのかもしれない。なお、ビデオには他にもドイツ代表DFジェローム・ボアテングやハノーファー96MFマヌエル・シュミーデバッハが出演するほか、アリアンツ・アレーナも登場する。

(筆:Qoly編集部 O)

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