3月7日、グローボ紙は「リベルタドーレスカップの試合を終えて帰国するパウメイラスの選手団をファンが襲撃し、負傷者が発生した」と報じた。

パウメイラスは6日、アルゼンチン1部のティグレとのアウェイゲームを戦い、1-0という結果で敗北した。この試合のパフォーマンスに不満を持ったサポーターの1部、30名あまりがブエノスアイレスの空港に詰めかけ、ロビーで選手たち、並びに止めに入った警備員と衝突する騒ぎとなった。

激しく罵声を浴びせられるなど暴力のターゲットとなったチリ代表MFホルヘ・バルディビアは、仲間に守られながらトイレに隠れざるを得なくなった。また投げつけられた食器の破片によってGKフェルナンド・プラスが耳に3針を縫う裂傷を負い、治療を受けることとなった。

パウメイラスの会長を務めているパウロ・ノブレ氏は、この衝撃的な事件についてこのように声明を発表している。

「パウメイラスは、フェルナンド・プラスを負傷させる暴力行為を起こした人間たちを決してサポーターとは認めない。あんなものは決して熱烈な支持者ではない。ただの野蛮な賊だ」

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