北中米カリブ海地域の代表チーム王者を決めるCONCACAFゴールドカップが7日(日本時間8日朝)、アメリカで開幕する。

ゴールドカップは「CONCACAFチャンピオンシップ」として1963年に始まり、1991年より現在の名称へ変更。以降、メキシコと共催されたこともあったが、基本的に全てアメリカで2年に一度行われている。

出場国は予選を免除されているカナダ、アメリカ、メキシコの3ヶ国に加え、中米予選、カリブ海予選を通過した12ヶ国で構成されるが、過去には招待国として韓国や南アフリカ、ブラジル五輪チームなどが出場したこともある。また、同大会にはFIFAに加盟していない地域も予選から参加しており、今大会はフランスの海外県であるマルティニークが本大会に出場する。ゴールドカップとなった1991年以降、最多優勝はメキシコの6回、次いでアメリカの4回、カナダの1回となっており、この3ヶ国以外は優勝経験がない。

今大会の出場国は以下の通り。

グループA

メキシコ、パナマ、カナダ、マルティニーク

グループB

ホンジュラス、エルサルバドル、トリニダード・トバゴ、ハイチ

グループC

アメリカ、コスタリカ、ベリーズ、キューバ

1組4チームずつ3組に分かれてグループリーグを戦い、上位2チームと各3位の成績上位2チームが決勝トーナメントへ進出。そこからは一発勝負で勝敗を決める。

初日となる7日はグループAのカナダ対マルティニーク、メキシコ対パナマの2試合が行われ、3週間後の28日が決勝戦の予定となっている。なお、2年に一度行われるゴールドカップは、FIFAコンフェデレーションズカップの前年に行われる大会の優勝国にのみ、同大会への出場権が与えられていたが、今回よりその1つ前の大会の優勝国にもコンフェデ出場権を懸けた決定戦に出場する権利が与えられることになった。

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