現在、ロシアはモスクワで行われている世界陸上2013。

07-08シーズンのUCL決勝が行われたルジニキ・スタジアムを中心に行われており、大会は18日まで続く。

そんな同大会の注目競技、男子100m走が先日行われ、ウサイン・ボルトが9.77秒のタイムで金メダルを獲得した。決勝レースは雨降るルジニキ・スタジアムで行われ、マンチェスター・ユナイテッドファンのボルトにとっては、さぞかしメモリアルなレースになったことだろう。

そんなボルトは、レース直後の記者会見の中で以下のように語っている。

ウサイン・ボルト

「僕のレースの直前に、ユナイテッドはコミュニティ・シールドカップを制したね。

もし彼らがその優勝を僕に捧げてくれるなら、僕もこの勝利をユナイテッドに捧げたいね。ユナイテッドがシーズン初戦を勝利で飾ったと聞いて、素直に嬉しかったよ。

ファン・ペルシーが2ゴールを奪ったんだってね。彼が良いスタートを切れて嬉しく思うし、これからのシーズン、ユナイテッドの勝利を楽しみにしている。

僕が今まで最も好きだった選手はジネディーヌ・ジダンなんだ。今で言えば、クリスティアーノ・ロナウドかな。

あとは、ズラタン・イブラヒモヴィッチ。ズラタンからはサイン入りユニフォームももらったし、あれは本当に宝物なんだ。彼は偉大な選手だし、疑うまでもなく世界有数の選手だね。

彼にはユナイテッドに移籍してほしかったけれど、それは実現しなかった。今のクラブの方がお金をもらえるのかもしれないね(笑)

ズラタンはとてつもない選手だよ。背も高いし、いい人だし、どんなプレーも簡単にこなすし。ただただ素晴らしいよ。まるでかつてのジダンのようだ。」

この記者会見は、世界陸上の記者会見室で行われたものであったが、会見にはサッカーの話題が集中。ボルトもそれに笑顔で答えるなど、相変わらずのサッカー好きっぷりを見せてくれたボルトなのであった。

はたして、人類史上最速の男がサッカーの舞台で活躍する日は、訪れるのであろうか。

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