12月17日、AP通信は「ミャンマーの監督を務めていたパク・スンファ氏が解任された」と報じた。

各メディアで報じられているとおり、現在ミャンマーで行われている2013年度SEAゲームス(South East Asian Games、東南アジア競技大会)のサッカー競技の会場で大規模な観客の暴動が発生し、警察が8名のファンを逮捕する事態となった。

その原因となったのは、グループリーグ最終節のインドネシア対ミャンマー戦である。

この試合ではインドネシアが1-0でミャンマーを下しているが、今回は単にホームチームが負けたことが理由で観客が暴動を起こしたわけではない。

試合開催前の段階で、ミャンマーは2位で勝ち点7、得失点差が+5。インドネシアは勝ち点4、得失点差は-2であった。要するに、ミャンマーは1-0で負けたとしても得失点差では上なのである。

しかし、この大会のレギュレーションでは、同勝ち点の場合は直接対決の結果が優先されて順位が決まる事になっていたのだ。

ビハインドとなった時点で敗退が決定する3位に転落したにも関わらず、ミャンマーは激しい攻撃を仕掛けなかった。その試合内容に対して観客が不満を持ち、最終的に暴動に至ったとのことだ。

そして、監督を務めていたパク・スンファ氏は、自身がそのルールを知らなかったことを試合後に話し、軽率なミスで決勝トーナメント進出を逃したことを謝罪した。なお、彼は試合後即刻解任されている。

イレブン・デイリー

パク・スンファ 前ミャンマー監督

「私はグループリーグ敗退に終わったことを試合後に初めて知ったんだ。とにかくミャンマーに謝罪したい」