現地時間4日に行われたFAカップのトッテナム戦で、左膝の靭帯を断裂し全治6ヶ月の診断が下ったアーセナルのセオ・ウォルコット。

ピッチに倒れ、担架で運ばれる際には相手サポーターに挑発的なジェスチャーを見せたウォルコットだったが、彼に下った診断結果はあまりにも残酷なものだった。これでウォルコットは、今年6月に予定されているW杯の出場がきわめて微妙になり、イングランド代表にとっても厳しい現実が突きつけられた。

今回は、『Mirror』がまとめたウォルコットの代役候補7名をご紹介することにしょう。

No.1 アーロン・レノン(トッテナム・ホットスパー)
<26歳, 今シーズン12試合1得点>

編集部Sコメント:言わずと知れたスピードスター。スピードに関して言えば、ウォルコットとほぼ同レベル。ティム・シャーウッド監督の下、真価を発揮できるか。

No.2 ネイサン・レドモンド(ノリッジ・シティ)
<19歳, 今シーズン18試合1得点>

編集部Sコメント:バーミンガム・アカデミー出身のウインガー。いわゆる近代的なドリブルテクニックを武器とし、敏捷性あるトリッキーな技術を兼ね備えたメッシタイプのドリブラー。得点力こそないが、左サイドで起用されれば中へ切れ込んでいき良いシュートを放つことができる。

No.3 トム・インス(ブラックプール)
<21歳, 今シーズン21試合7得点>

編集部Sコメント:現在、2部相当のチャンピオンシップで絶賛売り出し中のアタッカー。父はあのポール・インスで、1月の移籍が連日紙面を賑わす注目株。

No.4 ウィルフリード・ザハ(マンチェスター・ユナイテッド)
<21歳, 今シーズン2試合0得点>

編集部Sコメント:今夏、クリスタルパレスから鳴り物入りでユナイテッドに移籍するも、ほとんど出場機会に恵まれていないザハ。W杯の出場の可能性はきわめて低いが、不振にあえぐチームを救えることができれば…

No.5 ラヒーム・スターリング(リヴァプール)
<19歳, 今シーズン15試合3得点>

編集部S:トップチームのデビュー以来、コンスタントに活躍を維持するスターリング。弱冠19歳だが、適応能力が高く視野も広い。ウォルコットの代役かどうかは分からないが、23名に選ばれるポテンシャルは秘めている。

No.6 アンドロス・タウンゼント(トッテナム・ホットスパー)
<22歳, 今シーズン14試合2得点>

編集部Sコメント:昨年10月に行われたW杯予選でチームを救った救世主。デビュー戦となったモンテネグロ戦では初得点をあげ、チームのW杯進出に大きく貢献。ウォルコットの代役候補の筆頭か。

No.7 アレックス・オックスレイド=チェンバレン(アーセナル)
<20歳, 今シーズン1試合0得点>

編集部Sコメント:2012年に行われた欧州選手権でサプライズ招集を受け、一躍時の人となったチェンバレン。しかし、昨シーズンはフル代表に呼ばれる機会も減り、今シーズンも出場したのはここまでリーグ戦で1試合。現実的に考えれば、道は険しい。


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