レアル・マドリーのスター、ギャレス・ベイルは、ウェールズ代表がブラジルW杯に出場できないがゆえに、莫大なボーナスを受け取ることができそうである。

昨夏の移籍から7ヶ月が経ち、今やマドリーに欠かせない選手となったベイル。彼とクリスティアーノ・ロナウドにベンゼマを加えた3トップは「BBC」と呼ばれ、先日のCL準々決勝1stレグでもドルトムントを3-0と粉砕。チームは4年連続の準決勝進出に大きく近づいている。

そうしたなかでイギリスの『Daily Mail』は、マドリーへの移籍金8600万ポンドから想定して一週間に30万ポンドの価値がある男ベイルが、ウェールズがワールドカップ出場を逃したことにより、さらに高額の報酬を手にすると伝えた。

ベイルはマドリーのスター選手たちの中で唯一、ブラジルへ行かない選手である。それはすなわち、シーズン終了後にクラブが行うアジアでのプロモーションツアーへ行くことで、250万ポンド(約4億2000万円)を受け取ることができることを意味している。24歳のアタッカーは一週間、インドネシアとシンガポールで過ごし、ジャカルタのサッカーフェスやチャリティーイベント、サッカー教室に登場するだけで、その報酬が支払われるのだ。

とはいえ、W杯出場と高額の報酬、どちらを望むかとベイルに尋ねれば、その答えは誰もが予想した結果と同じになるに違いない。ウェールズ代表は初出場でベスト8に入った1958年のスウェーデン大会以来、W杯の舞台から遠ざかっている。


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