純粋で真っ直ぐな想いは、異国のスーパースターにも確かに伝わった。フットボールを愛する全ての人に紹介したい、感動のストーリーだ。

先月、1人の日本人チェルシーサポーターが、人生初の現地観戦旅行で“ミラクル"を起こした。

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福岡県在住の会社員、今田健太さん(22歳。ツイッター: @jtfldd)。

この春社会人になる前に何としてもチェルシーの本拠地ロンドンに行きたいと思っていた今田さんは、大学4年次にアルバイト地獄とも言える働き詰めの生活を送り、卒業式を欠席してまで決死の覚悟で渡英を実現させた。その姿勢から単なる卒業旅行以上の意味が込められているのは明白だが、そこには「恩師ジョン・テリーに感謝を伝える」という確固たる目的があり、これが今回の奇跡を呼び込んだ。