セレッソ大阪のディエゴ・フォルランといえば、多彩な才能の持ち主として知られている。

サッカーのスキルはもちろん、テニスの腕前もピカイチで、プロを目指すレベルにあった。さらには学業でもトップクラスの成績を収めていたと聞く。

そんな完璧すぎるフォルランがサッカー選手を目指すキッカケとなったのは、下半身不随となった姉の治療費をまかなうためであった。この紳士的なストーリーはフォルランの人となりを語るには十分すぎるものであり、セレッソ大阪へ加入して以来、日本でも多く語られてきた。

実は現在、フォルランの姉アレハンドラさんが来日している。

先月23日に行われたJ1鹿島戦を前に母とともに来日したアレハンドラさんは、それ以来日本の観光名所を訪れている。今週8日には弟であるディエゴとともに、京都府の鹿苑寺金閣や清水寺を訪れていた。

そんなアレハンドラさんが、日本のとある場所に感銘を受けている。それは、日本で暮らす私たちにとっては“当たり前"にも感じられるものだった。