バイエルン・ミュンヘンとのUEFAチャンピオンズリーグに敗退し、早くも今シーズンの無冠が決定的なものとなったマンチェスター・ユナイテッド。

“ポストファーガソン"1年目となった今シーズン、未だにディヴィッド・モイーズ監督に対する風当たりは強いと言える。

プレミアリーグでは現在7位につけ、UCL出場権が与えられる4位までは7ポイント差。ここまで18シーズン連続UCLの本戦に出場してきたユナイテッドだが、その記録も今シーズン限りで途切れる可能性が出てきている。

先日のプレミアリーグでは、試合前のオールド・トラッフォードに。モイーズ監督の解任を訴える飛行船が飛び話題になるなど、モイーズ監督解任の噂は未だ根強い。

そんな逆風に立たされるモイーズ監督だが、意外なデータを『Mail Online』が伝えている。

ここまでユナイテッドの監督として50試合を消化したモイーズ監督だが、デビュー50戦における成績ではあのサー・アレックス・ファーガソン前監督より優れていたというのである。

・モイーズ監督のデビュー50戦
50戦27勝9分14敗:勝率54%

・ファーガソン前監督のデビュー50戦
50戦22勝17分11敗:勝率44%

ちなみにこの戦績、プレミアリーグに限定してもモイーズ監督の記録はファーガソン氏のそれを上回る。

・モイーズ監督のプレミアリーグでの33戦
33戦17勝6分10敗56得点38失点:57pts

・ファーガソン前監督のプレミアリーグでの33戦
33戦13勝12分8敗44得点32失点:51pts

決して好成績とはいえないモイーズ監督の記録だが、名将サー・アレックス・ファーガソン氏でも1年目は苦しんだということなのだろうか。

ちなみにファーガソン政権1年目、途中就任ながらユナイテッドはリーグ戦を11位で終了している。

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