昨年夏、トッテナムが記録的な金額でギャレス・ベイルをレアル・マドリーへ売却したことは記憶に新しいが、その際、ノースロンドンの強豪クラブは宿命のライバルであるアーセナルなど他チームの補強を阻害しようと試みていたようだ。

『Telegraph』が24日に伝えたところによると、トッテナムは8500万ポンド(146億円)というサッカー史に残る移籍金の中に、さらに移籍に関する「縛り」を組み込もうとしていたと伝えている。

その「縛り」とは、メスト・エジルをはじめ、アンヘル・ディ・マリア、ファビオ・コエントラォン、カリム・ベンゼマというレアル・マドリーの4選手が、プレミアリーグの他クラブへ移籍することを禁止する条項だったようだ。

期間は2014年夏までの1年間で、最終的にマドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が拒否したとのことで実現はせず、エジルはベイルの移籍が決まった翌日、市場最終日の9月2日にアーセナルへ移籍。ただ、4人の中でコエントラォンは、交渉が進んでいたマンチェスター・ユナイテッド行きが結局時間内にまとまらず移籍が立ち消えとなっている。

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