いくらグループステージとはいえ、3連勝を達成するのは簡単なことではない。今回のブラジルW杯、オランダ、コロンビア、アルゼンチンとともにそれを達成したのが、ダークホースの呼び声高いベルギー。欧州屈指とも言えるタレント軍団に、改めて注目が集まっている。

ただ、試合はアルジェリア、ロシア、韓国を相手にいずれも1点差での勝利、勝負強さを感じさせる一方、内容的には物足りない面もあり、現地時間28日から始まった決勝トーナメントで本当の実力が測られることになりそうだ。「死のグループ」でポルトガルとガーナを敗退に追いやったアメリカは、そういった意味で格好の相手と言える。

そのアメリカ戦を前に、チーム最年長のこの選手も気合いを入れている。(代表のチームメート、ロメル・ルカクのInstagramより)

今大会で代表を引退するDFのダニエル・ファン・ブイテン。

197cmの屈強なセンターバックも36歳となり、所属するバイエルンも今夏の退団が濃厚と言われている。おそらくこの大会が“最後の大舞台”という気持ちで臨んでおり、長く彼のトレードマークと言えた長髪をこのタイミングでばっさりとカット。

ケヴィン・ミララスによれば、長髪はファン・ブイテンが15年間大事にしてきたヘアスタイルとのこと。チーム全体が高いモチベーションで現地時間7月1日のアメリカ戦を迎えることになりそうだ。

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