7月23日、『Guardian』は「ウクライナ1部のシャフタール・ドネツクは、戦闘を避けるためにリヴィウでプレーする方針を明らかにした」と報じた。

リヴィウはウクライナ西部にあるリヴィウ州の首都で、ドネツクとは1000km以上離れた位置にある。

シャフタール・ドネツクが本拠地を置くドネツク州はウクライナ東部地域に位置し、親ロシア派との紛争が非常に激しい地域として知られる。先日はマレーシア航空機がこの地域で墜落し、親ロシア派の地対空ミサイルによる撃墜ではないかと疑われている。

先日はフランスで行ったリヨンとの親善試合の後に南米出身の選手6名が失踪し、ウクライナに戻ることを拒否するという事件も発生。紛争も日々激化の一途を辿っており、情勢は安定しない。

シャフタールは昨日ウクライナ・スーパーカップをリヴィウ・アレーナで戦い、ディナモ・キエフに2-0で勝利。そして、今後の国内リーグ、およびチャンピオンズリーグも同じリヴィウを中心に開催するとともに、クラブの本部や練習場はキエフに一時移転することを発表した。

なお、同じ東部地区にあるドニプロに関しては、7月30日に行われるコペンハーゲンとのチャンピオンズリーグ3次予選をキエフで行うことが発表されている。

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