7月30日、『Bloomberg』は「リベリアサッカー連盟は、記録的なエボラ出血熱の流行を受けてリーグの開幕、並びに全ての練習を禁止した」と報じた。

エボラ出血熱は致死率90%以上という非常に恐ろしい伝染病として知られ、血液や飛沫によって人から人に感染するため爆発的な広がりを見せる。現在アフリカ大陸で記録的な流行を見せており、すでに670人以上が死亡したと伝えられている。

昨日は初の米国人男性の犠牲者が発生し、シエラレオネでは国の英雄として知られていた医師も観戦し、命を絶たれるなどの事件も。過去最大級の規模で被害が拡大している。

リベリアはパンデミックになることを止めるために27日に陸上にある全ての国境を閉鎖。そしてサッカー連盟もこの事態を受けて、8月に行われるはずだったプレジデンツ・カップを延期するとともに、クラブにはすべての練習やスポーツ活動を禁止する通達を出したという。

さらに10月に開幕が予定されていたリーグも、状況が変わらなければ延期する可能性が示唆されている。

【厳選Qoly】U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら