ウクライナのディナモ・キエフは1日、同クラブの下部組織でコーチを務めていた元ベラルーシ代表MF、ヴァリャンツィン・ビアルケヴィッチ氏が死去したことを発表した。享年41歳。

同国メディアによれば、ビアルケヴィッチ氏は数日前の夜に動脈瘤破裂で倒れ、懸命の治療が続けられたものの、1日に亡くなったとのことだ。

現役時代は持ち前のテクニックを武器に、欧州で旋風を巻き起こしたディナモ・キエフの主力として活躍したビアルケヴィッチ氏(ウクライナ語寄りの表記は「ベルケヴィチ」)。

シェフチェンコ、レブロフの2トップとともに同クラブがCLベスト4へ進出した1998-99シーズン、準決勝のバイエルン戦2試合でも先発出場するなど、1996年から2008年にかけて224試合に出場、51ゴールを記録。この間チームは9度のリーグ優勝を達成した。

また、1991年に独立が承認されたベラルーシの代表チームにおいても、1992年から2005年にかけてプレー。56試合出場10ゴールという記録を残している。

2009年に現役を引退した後、2010年6月からディナモ・キエフでコーチを務めていた。

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