今、イングランドに新たなFK職人の出現を思わせるタレントがいる。

彼の名前はジェイムズ・ウォード=プラウズ。サウサンプトンに所属する19歳で、右足のキックには自信を見せるスター候補だ。

体を空中で傾けて蹴る独特のモーションをしたウォード=プラウズはFKを得意としており、特にアンダー世代の代表戦では得点を量産。『caughtoffside』がまとめたプレミアリーグのヤングスター候補20名にも名を連ね、FA(イングランドサッカー協会)の公式Youtubeチャンネルでは、ウォード=プラウズのFKを分析するという動画も公開されている。

ウォード=プラウズは昨シーズン34試合のプレミアリーグに出場。その名はすでに国内に知り渡っているが、主力選手を大量放出した今シーズンのサウサンプトンにおいて、より貴重な戦力として期待が集まるに違いない。

そんなウォード=プラウズも所属するサウサンプトンの新監督に就任したのは、ロナルト・クーマンであった。

現役時代、必殺のフリーキックから“牛殺し”の異名をとり、1991-92UEFAチャンピオンズカップ決勝戦では自らのフリーキックでバルセロナに初の欧州タイトルをもたらした。

次世代のFKマスターと、オランダを代表する名フリーキッカー。現在では選手と指導者という立場の両者だが、FKに関して干渉することはあるのだろうか。『Mirror』の記事の中からコメントをご紹介しよう。

ジェイムズ・ウォード=プラウズ(サウサンプトン)

「クーマン監督は、彼の世代では印象に残るような選手だった。偉大な指揮官でもあるんだ。

彼とはまだFKのセッション(講座、会談)を開いていないんだ。彼は、僕とは少し違ったスタイル(蹴り方)を持っている。だけど、アドバイスをくれると確信しているよ」


ロナルト・クーマン(サウサンプトン監督)

「ウォード=プラウズは素晴らしい選手だ。今週、彼には『大きな未来が待っている』と話した。しかし、デイヴィッド・ベッカムと比較することは、あの少年に大きなプレッシャーを与えてしまうよ」