▼ 東ティモールってどんな国?

東ティモールは2002年にインドネシアから独立を果たした比較的新しい国である。長らくインドネシアの占領下にあったものの、もともとはポルトガルの植民地であり、言語も東ティモール独自のテトゥン語とともにポルトガル語が使われている。

インドネシアとオーストラリアの間に浮かぶ島国で、岩手県ほどの面積の小さな島国だ。2005年にFIFAへと加盟しているが、最新のFIFAランキングでは193位を記録するなど、かなりの下位であることが分かる(そもそもの試合数が少ない)。

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彼らは2004年にアジアカップの予選を戦って以降、その後はワールドカップ予選やスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)に参加。2012年に行われたスズキカップの予選で初めて勝利をあげた。

この試合ではカンボジアに5-1と大勝しているのだが、試合を見ていて結構な違和感を感じた記憶が残っている。というのは、 2010年に見たチームと比べてあまりにも強くなっていた気がしたからだ。

一体、東ティモールに何が起きたのだろう?