最近、ベンチを温める機会が続いていたバーゼルの日本代表FW柿谷曜一朗が久しぶりに“ジーニアス"の片鱗を見せ付けた。

29日に行われたスイスの国内カップ3回戦、対ヴォーレン戦に先発した柿谷は前半10分にこの先制ゴールを決める。

右サイドを抜け出したアルゼンチン人MFマティアス・デルガドの折り返しを、後ろに下がりながらのバイシクル。8月31日以来実に2ヵ月ぶりとなる得点をスーパーゴールで決めた。

柿谷は1-1で迎えた同41分にもコートジボワール代表ジョヴァンニ・シオのゴールをアシスト。1ゴール1アシストをマークし後半29分まで74分間プレーした。試合はバーゼルがヴォーレンを3-1で下し準々決勝進出を果たしている。

国内カップ戦で2部のチーム相手とはいえ、しばらく結果を残せていなかっただけに心理的な重圧から解放されたことは間違いない。今後のリーグ戦やCLでの活躍に期待しよう。

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