10月31日、『Sportium』は、今季バルセロナでデビューを果たしスペイン代表にも選出されたFWムニール・アル・ハッダーディのインタビューを掲載した。

ユースからトップチームに上がってからわずか数か月というなかで、デビューを果たし、初ゴールを決め、そしてスペイン代表選出ととんとん拍子に歩みを進めてきたムニール。自信があるとは言いつつも、これほどのスピードでの出世は予想していなかったようだ。


ムニール・アル・ハッダーディ

「僕は地に足を着けているよ。僕はただ働き、世界最高のチームに入り込めることを見せ続けていきたい。

こんなに物事が早く進むとは思っていなかったけど、僕は恐れは抱いていない。自分の可能性を信じている。ただ毎試合準備を整えて行きたい。

何が起こったとしても、ポジションを勝ち取るために努力し続けたい。常に同じモチベーションで臨む。

バルセロナのファーストチームでそれを得るのは難しいが、ここに残ることもそれ以上に困難だ。世界最高の場所でプレーできるのは誇りだ。僕はコーチがいつも僕を当てにできるように力を示し続けていきたい。

(レアル・マドリーについて)

彼らが常に危険なライバルであることは明らかだ。しかし、アトレティコやバレンシア、セビージャなどのほかのチームも、優れた質を持っていることを示している。ラ・リーガは偉大なチームが揃っており、誰もにとって難しい場所だ。

目的は全てのタイトルを獲るために戦うこと。我々はビッグなチームを持っているので、最大限の結果を求めていかなければならない。

シーズンは長いので、我々は少しずつ歩みを進めていく必要がある。しかし、我々はファンに多くの喜びを与えられるような選手を揃えているよ。

(メッシについて)

彼は僕のアイドルだよ。世界最高の選手だ。ユニークなフットボーラーであり、僕にとっても参考になる存在だ。誰にもできないことをやってのける。彼の傍にいれば、すべては簡単になるよ。

彼がボールを持てば、常に危険だ。メッシと同じロッカールームにいられることは特別な経験だ。練習でも試合でも、彼がボールを持って行うことは印象的だ。まるで夢のようだよ。

(ネイマールについて)

彼は世界最高の選手の一人だ。ともにプレーできることは、僕だけでなくすべてのチームメイトにとっても喜びだ。彼はスペシャルだ。すべてのアクションがゴールに直結する。彼からは多くのことを学んでいるよ。

(ルーツであるモロッコではなくスペインの招集を受けたことについて)

僕は、自分の希望がスペイン代表でプレーすることだと既に話してきた。僕は夢を実現したんだ。今後、フル代表でもっとプレーできることを望んでいる。何らかの決断を下さなければならなかったが、何が最良なのかを考えて選んだ。U-21代表でも、僕は非常に楽しかったよ」

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