いよいよ残り2節となった、2014シーズンのJ2。上位では既に湘南ベルマーレと松本山雅がJ1への自動昇格を決め、現在は昇格プレーオフ出場権を得られる3位から6位をかけた争いが激しさを増している。

その中でも特に目立つのが、4位につけるギラヴァンツ北九州。ホームである北九州市立本城陸上競技場がJ1の基準を満たさないため、来季もJ2を戦うことが決まっている彼らだが、柱谷幸一体制2年目の今季、チームは10節から現在に至るまでプレーオフ圏内を死守。天皇杯でも初のベスト8進出を果たすなど、クラブの未来のために驚異的な戦いぶりを見せている。

スタジアムに関しては、小倉駅近くにJ1基準を満たす15,000人規模の球技場「北九州スタジアム」が建設されることが既に決まっており、来年着工で完成は2017年3月の予定(写真:北九州市)。2017シーズンの開幕からこの新スタジアムを使用する。

その北九州が今季のホーム最終戦となった9日の湘南ベルマーレ戦において、2015シーズンの新ユニフォームを発表した。(写真提供:ボンボネーラ)

昨年に続き新ユニ発表一番乗りを果たした北九州。サプライヤーは3年目のボンボネーラで、引き続き「ボネーラ」ブランドでの提供となる。

Giravanz Kitakyushu 2015 Bonera Home

ホーム(1st)は新シーズンも、チームカラーである黄色と赤のストライプ柄を採用。

ただ、ニューモデルはサイドに細かいストライプを配置した“ダブルストライプ"のデザインを取り入れ、力強さと繊細さを表現。襟元のスナップボタンも素敵な感じだ。


Giravanz Kitakyushu 2015 Bonera Away

アウェイ(2nd)は、北九州地域が歴史ある工業地帯であることを踏まえ、力強い鉄をイメージした「スチールグレー」をベースカラーに採用。

普段着としても着用しやすいよう表身頃にシャドーのボーダー柄を配したほか、襟首やパンツ、ソックスの差し色には北九州市のカラーである「古代紫」を取り入れている。

Giravanz Kitakyushu 2015 Bonera Goalkeeper Home

GKホームは、ギラヴァンツと言えばお馴染みのユニフォームスポンサー、TOTOのコーポレートカラーである「TOTOブルー」。

またGKアウェイには、クラブ初の「ライトパープル」を採用。いずれもチームカラーの黄色とサードカラーである紺の差し色が目を引く。

Giravanz Kitakyushu 2015 Bonera Goalkeeper Away

なお、エンブレムは新たに「3Dエンブレム」を使用し、ユニフォームに高級感を演出しつつも選手の動きにフィット。プレーを阻害することがないよう工夫されている。

ユニフォームスポンサーは現状、胸に「TOTO」、背中に「安川電機」、袖に「ナフコ」、パンツに「ゼンリン」となっているが、これはあくまで2014シーズン仕様。来季については改めてアナウンスされる。

というわけで始まった、2015シーズンのJリーグ新ユニフォーム紹介。Qolyでは今年も、J1からJ3までの全チーム、そしてJFL・地域リーグの気になるチームについてお届けしていきたい。

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