14日、2016年にフランスで開催されるEUROの予選が欧州各地で行われ、グループFではギリシャがフェロー諸島にホームで0-1の歴史的敗戦を喫した。

ご存知の通り、ブラジルW杯で日本と同じグループを戦い、コロンビアに次ぐ2位でベスト16進出を果たしたギリシャ(決勝トーナメント1回戦のコスタリカ戦でPK戦の末敗退)。

大会後、フェルナンド・サントス監督に代わって昨季までモナコを率いていたイタリア人のクラウディオ・ラニエリ監督が就任。ここまで予選3試合を戦い、ルーマニア、フィンランド、北アイルランドを相手に1分2敗という成績で迎えた今回のフェロー諸島戦だった。

試合は、3戦全敗のフェロー諸島がポストに当たるシュートなど前半から何度も決定機を作り出す展開。なんとか無失点でしのいでいたギリシャだったが、61分、ヨウアン・スイムン・エドムンドソンのゴールでついにフェロー諸島が先制を許してしまう。

ギリシャはその後必死の反撃を見せるも得点には至らず、ホームでまさかの黒星となった(動画はゴールシーン)。

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