PSGのMF、ヨアン・キャバイにプレミアリーグ復帰の噂が浮上している。

今年の1月の移籍ウィンドウでニューカッスルからPSGへと移籍したキャバイ。ローラン・ブラン監督が切望しての移籍だったが、マルコ・ヴェッラッティとブレーズ・マチュイディの間に入る事に苦しんでおり、現在はプレミアリーグへ復帰する可能性を模索しているという。

ニューカッスルで実績を残していることもあり、アーセナル、リヴァプール、そしてマンチェスター・ユナイテッドがこのフランス代表MFを獲得リストに加えているとようだが、『Express』がフランスからの情報として報じる所によれば、PSGは1900万ポンド(およそ35億円)の移籍金を求めるつもりであるという。この金額はニューカッスルから獲得した際の移籍金と同額。クラブはキャバイの価値が「目減りしていない」とジャッジしているようだ。

キャバイはアーセナルにとっては理想的な選手といわれている。元々守備的MFが不足している上にイングランド代表MF、ジャック・ウィルシャーの負傷離脱が決定。ボールを保持する事ができ、守備面でも大きな貢献を果たす事ができるのは魅力的だろう。

また、マンチェスター・ユナイテッドもダレイ・ブリントの負傷離脱によって中盤の人手不足に陥っている。マイケル・キャリックとダレン・フレッッチャーはキャリアの終盤に差し掛かっており、プレミアリーグで実績を残している28歳を迎え入れるのは悪くない選択肢といえるだろう。

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