アーセン・ヴェンゲル監督を取り巻く環境は、日に日に厳しものへと変化している。

先週末に行われたストーク・シティとの試合を落としたアーセナル。アウェイでの試合だったとはいえ前半のうち0-3とリードを広げられてしまい、後半に追い上げたものの結局試合は2-3で終了し、今シーズン4敗目を喫した。

前々節のWBA戦では、試合会場となったホーソーンズに上記のような弾幕が見られた。弾幕には"Arsène Thank you for the memories But It's time to say goodbay(アーセン、数々の記憶をありがとう。だけど、もうサヨナラを言う時だ)"という辛辣な言葉が綴られており、ヴェンゲル監督への風当たりの強さが見られた。

それから2週間が経過した先週末。ストークに敗れた直後、ヴェンゲル監督に対してあるサポーターが取った行動がまたもや厳しい感じであった。

ブリタニア・スタジアムから電車でロンドンへと戻ろうとするヴェンゲルに対して、大きなブーイング。彼らの横を通り過ぎるヴェンゲル監督の表情もどこか曇っているように見える。

アーセナサポーターにとってヴェンゲル監督は、クラブをビッグクラブへと成長させ、クラブとしてのグレードを格上げして見せた偉大なる指揮官である。しかし、2003-04シーズンの無敗優勝も今や昔。我慢の限界が近付いているのかもしれない。

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