マンチェスター・シティが2億ポンド(約376憶円)をかけて建設した新トレーニング施設がお披露目された。

もとは化学工場だったという80エーカー(約32万平方メートル)もの広大な土地に建設された施設群はまさに圧巻。 シティDFサバレタは「こんなものは見たことがない」と語っており、またオープニングにはイギリスのジョージ・オズボーン財務大臣も出席したそうだ。そのオズボーン大臣は「若者のためのスポーツ施設の進歩において私は強い信奉者です」と語り、 グラスルーツ(草の根)フットボールに5年5000万ポンド(約97億円)の公共投資を行うことをこの席で発表したそう。

さて、とにかくスケールの大きい新施設だが主なコンテンツはこちら。

・フルサイズの室内ピッチを含め、16.5面ものピッチ
・選手たちがビデオ研究するための座席数56を誇るTVホール
・キングサイズのベッドとバスルームを備えた4つ星の宿泊設備
・アカデミーと女子チームが使用する7,000人収容のスタジアム
・4万(平方?)キロメートルを誇る5.5面の人工芝ピッチ。それぞれが異なるため、チームはアウェーゲームのための試合準備をすることが可能

この複合施設はエティハド・スタジアムと橋でつながっており、総勢で450人以上にもなる各ユース年代から男女トップチームまでの全チームを収容する。

ファーストチームは10月からすでにここを拠点にしているそうで、ホームゲームの前には(施設内の?)ホテルに宿泊しているとか。 また、一部は地元のコミュニティも使えるというアカデミー向けのアイディアを得るためにシティは世界中の施設を巡ったという。