現在シティのリザーブで監督を務めるパトリック・ヴィエラも「アーセナル(の施設)は本当にいいものだった、インテルのも本当にいいものだった。でも、このトレーニング施設は別次元だと思う」と絶賛。 事実、シティが誇る16.5面ものピッチは名立たるトップクラブのそれを上回っていると『BBC』では伝えている。

レアル・マドリーの「シウダー・レアル・マドリー」(13.5面)
FAのナショナルトレーニングセンター、「セントジョージズ・パーク」(12面)
バルセロナの「シウタ・エスポルティバ・ジョアン・ガンペル」(9面)

新施設内でファーストチームが利用する施設は低酸素室、負傷者のためのハイドロセラピー・エリア、 選手の動きをモニターする水中カメラのついた水中ランニングマシンを完備。 また、ラウンジ、食堂、選手やコーチ陣がトレーニングの様子を振り返ることができるTVルームもあるほか、キングサイズのベッドとバスルームのついた宿泊設備の装飾は睡眠の専門家が特別にデザインしたものだとか。 さらに、選手に対し、税金・メンタルヘルス・飲酒・ドラッグ・ソーシャルメディアなどの問題についてアドバイスする部門も設置されているという。

シティのハルドゥーン・アル・ムバラク会長は「我々の狙いは若いフットボーラーたちがそのポテンシャルをピッチ内外でフルに解き放つのを見ること」とその趣旨・目的を語ったそうだ。