デイヴィッド・モイーズが指揮をとってから3試合無失点を続けてきたレアル・ソシエダだが、7日(日本時間8日)の試合でビジャレアル相手に0-4となすすべなく敗戦を喫した。

モイーズ就任以前にリーグ戦、カップ戦合わせて3試合続けて無失点だったソシエダ。モイーズは、11月に2-1で勝利したアトレティコ・マドリー戦のメンバーを基礎に、就任後DF陣のスタメンを入れ替えることでカテナチオ化に成功していた。

■モイーズ就任以前のDFライン VS アトレティコ・マドリー戦

ユーリ(左サイドバック)、イニゴ・マルティネス(センターバック)、ミケル・ゴンサレス(センターバック)、 C・マルティネス(右サイドバック)

■モイーズ就任後のDFライン VS エルチェ、デポルティーボ・ラ・コルーニャ戦

デ・ラ・ベージャ(左サイドバック)、アンソテギ(センターバック)、エルストンド(センターバック)、C・マルティネス(右サイドバック)

この日はエルストンドに変えてイニゴ・マルティネスをセンターバックで先発させたが、marcaの採点はアンソテギと並び4とチーム最低点になってしまった。

ビジャレアルでこの日2得点をあげたのが”モイ”・ゴメス。2010年にビジャレアル下部組織へ移ると年々とんとん拍子で成長しており、スペインのU-16~U-21代表歴を持つ。キレのある動きからドリブルで単独突破も、自らパスでゲームも作れて、味方のボールに合わせてシュートも狙えるという逸材で地元のサポーターからは将来を非常に嘱望されている。今季、はじめて背番号25番以内(スペインでは1-25番までが1軍登録)をつけたモイはこれでリーグ戦4ゴール目となった。

敗れたデイヴィッド・モイーズ監督は試合後
「我々は重大なミスをおかした。(0-0で折り返した)前半は良かった、しかし十分ではなかった。我々は強いチームを相手にしていることを知っていたが、ソリッドなチームになれなかった。」
と語った。

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