クラブワールドカップは、前進のFIFAクラブ世界選手権を除くと今年で10回目の開催となる。世界各大陸の王者を集めて世界一を決めるという大会は、欧州以外の大陸王者が知名度不足ということもあり”未地への遭遇”の歴史でもあった。そこで、今回は過去のクラブワールドカップを沸かせてくれた欧州以外のプレイヤーたちを編集部の独断で紹介しよう。

~アフリカ編~

ムテバ・キディアバ(マゼンベ/DRコンゴ代表 2009、2010年大会出場)

30代中盤にして驚く様な反射神経と身体能力を持ちファインセーブを連発した。性格も陽気で味方選手がゴールをあげるとお尻でダンスを踊った。まさに我々が思い描く「AFRICA」そのものである。

FIFAに特集されるキディアバのヒップダンス

アミヌ・シャルミティ(エスぺランス/チュニジア代表 2007年大会出場)

アフリカ・チャンピオンズリーグで8得点をあげて優勝の原動力に。スピードがある選手だが、運動量がありチームのために効率的なプレーを選べる選手でアシストも得意としていた。クラブワールドカップ後は欧州でプレー、大会を通じてステップアップを果たした。

2007,2008年頃のベストプレー集。日本テレビでは「シェルミティ」と呼び、やたらと推していた