アジアカップまで1週間ほどに迫る中、日本代表アジアカップメンバーがいよいよ始動を迎えようとしている。

ハビエル・アギーレ監督により昨年の12月15日に発表された23名は、MF遠藤保仁、今野泰幸のブラジル・ワールドカップ組が入った一方で、MF細貝萌(ヘルタ・ベルリン)、FW柿谷曜一朗 (バーゼル)らが外れた。

アギーレ監督は「コーチングスタッフ全員で合意したリストを発表した。バランスが取れており経験豊富な選手もいる。前回のアジアカップ、ブラジル・ワールドカップを戦った選手が入っていると同時に、7~8人若い選手が入っている。この選手と共に戦い、我々が持っているアジアカップのタイトルを守りたい。」と語ったが、サポーターからは「○○選手が入っていない」「今まで呼んでいた○○選手は何だったのか」といった声も上がっている。

選手選考・起用に関しての偏りが就任当初から報道されている。その"噂"は本当なのだろうか?今回は4つの噂をとりあげ、独自の視点から分析を行う。

・新戦力を良く試す
・帰化選手を好む
・ベテラン偏重
・献身性のない選手は選ばない
-アギーレに纏わる4つの噂

前編の今回は「新戦力を良く試す」「帰化選手を好む」に焦点をあてる。

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