動画で見る! アジアカップスターズは最後の第16回目。日本をやっていないのに16回目ということは、おそらくどこかが抜けていますね......今度まとめを作るのでそこでわかるはず。

今回は日本の初戦の相手となるパレスチナをご紹介。16チームの中で最も力が劣ると言われてはいるものの、そんなチームがAFCチャレンジカップを制することが出来たのは、やはり突出したエースがいるから。

それがパレスチナのビッグスター、アシュラフ・ヌーマン・アル・ファワグラである。

アシュラフ・ヌーマン・アル・ファワグラ

1986年7月29日生まれ 28歳

どうしても実戦の機会が少なく、上位との対戦が多いパレスチナ。その中で48試合14ゴールという記録を残しているのが現在の絶対的エース、アシュラフ・ヌーマンである。

これは三歳年上のかつてのエースであるファハド・アッタールと並び、パレスチナの歴史上では最多ゴール記録となっている。

ただ、アッタールは2006年のAFCチャレンジカップでグアムに11-0で勝った伝説的な試合でそのうち6ゴールを決めているため、実際の貢献度ではヌーマンの方が上だろう。

エリート育成された選手が多い中東としては比較的遅く、23歳で代表にデビュー。2011年末のパン・アラブ・ゲームスのバーレーン戦で初ゴールを決めてからエースに定着。それからわずか3年で同国最高の選手になるまで名を上げた。

アジアカップ出場を決めたAFCチャレンジカップでは4ゴールを決めて得点王に輝く。決勝のフィリピン戦でも値千金の先制点をあげ、絶対的な存在感を発揮している。

すらっとした長身の選手であるが、スピード豊かなドリブル突破を得意とし、自ら持ち込んで決められるストライカー。サイドでのプレーもこなし、そしてフリーキックでも点を獲れる。非常に万能性が高いフォワードだ。

そして、大きな話題となったのがAFCチャレンジカップでのミャンマー戦で見せた独力でのゴールだ。マラドーナのようだとも評価されて、世界に動画が駆け巡った。

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