先日、今シーズン限りでのリヴァプール退団が発表されたスティーヴン・ジェラード。

その思いの丈は公式HP上の紹介されており、リヴァプールファン、延いてはプレミアリーグファンにも大きな衝撃を与えている。

17シーズンにわたってクラブを支えてきたジェラードが退団する意味はとてつもなく大きい。

ジェラードは“魂"を持った英国人好みのプレーヤーであり、2004-05シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ優勝、また05-06シーズンのFAカップ制覇に大きく貢献したからだ。ジェラードの退団はリヴァプールにとって戦力ダウンになることを避けられないが、それ以上に大きな損失にもなるはずだ。

これまで、世界的プレーヤーを擁しつつもあと一歩のところでプレミアリーグ制覇の夢を逃してきたリヴァプール。

英国のパロディアカウント『8 Fact Football』が2009年以降、リヴァプールを去った選手をまとめているのだが、改めて見るとそれはそれは錚々たる顔ぶれであった。

2009年夏: シャビ・アロンソ(レアル・マドリーへ移籍)
2010年夏: ハビエル・マスケラーノ(バルセロナへ移籍)
2011年冬: フェルナンド・トーレス(チェルシーへ移籍)
2013年夏: ジェイミー・キャラガー(現役引退)
2014年夏: ルイス・スアレス(バルセロナへ移籍)
2015年夏: スティーヴン・ジェラード(退団が決定。MLS挑戦か?)

世界を代表するプレーヤーの数々・・・。1年におよそ1人はリヴァプールを去っている計算だ。

これだけの選手を揃えていながらリーグ制覇ができないのだから、プレミアリーグのレベルの高さを痛感する。

現在20節を終えて8位につける。クラブ史に残るレジェンドの(とりあえずの)ラストイヤーということで、今シーズンこそリーグ制覇を飾りたいところだ。

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