14日にウルグアイで開幕したU-20南米選手権も23日までに予選ラウンドの全日程を終了し、26日から6チームによる決勝ラウンドが行われる。

その今大会でここまで6ゴールを記録し、得点ランクで単独トップに立っているのがアルゼンチン代表のジョバンニ・シメオネだ。

U-20代表ではエースナンバー、9番を背負うジョバンニ・シメオネ

Qolyでは数年前より何度かお伝えしてきており、また、先日、 「やっぱりサッカーはDNA? U-20南米選手権で躍動する“2世"たち」のなかでも取り上げたので、既にご存知の方も多いかと思うが、彼はスペインのアトレティコ・マドリーで指揮を執る元アルゼンチン代表MF、ディエゴ・シメオネの息子である。

いずれ父と同じく欧州でプレーすることになるだろう。しかし、世界的な知名度としては今大会の活躍でかなり上がってきているものの、まだ彼がどういった選手であるかはあまり知られていないのではないだろうか。

そこで今回は彼のプレースタイルに焦点を当ててお届けしてみよう。

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