トルコキャンプに参加した木村光佑はわずか数日でチームからは高い評価を受けているようで、同日クラブの公式サイトにもインタビューが掲載されている。

ヴィジェフ・ウジは80~90年代にポーランドリーグを4度優勝した古豪チームであるが、このところは2部と1部を行き来する立場となっている。

昨季は1部で15位という結果で降格し、今季は2部でこれまで18試合を戦い1勝6分け11敗と不調。

ダントツの最下位で3部降格圏に沈んでおり、残留のためには最低でも13以上の勝ち点を取らなければいけない危機的状況にある。

アメリカでティエリ・アンリやティム・ケイヒルとともにプレーした木村光佑には期待がかかっており、まだ練習参加の身ながらもメディアからは既に契約の話が出ているようだ。

木村光佑

「(他にオファーは?)

もちろんあった。もっとお金がもらえるところもね。ただ自分にとっては、サッカーはまだエンジョイしたいものなんだ。

プレーしたくないようなところは好まない。蹴って、走るだけではね。ヴィジェフのトルコキャンプに入った時、すぐにこのチームと監督は自分のためになると気づいた。

(将来、ヨーロッパのより強いクラブでプレーしたい?)

もちろん。僕の夢は1部に昇格することであり、それからどうなるかだね」

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