『Tasnim』は「イラン1部リーグのペルセポリスは、日本人DF鈴木規郎の獲得に興味を示している」と報じた。

鈴木規郎は1984年生まれの31歳。強烈な左足を持つことから、ロベルト・カルロスにあやかった「ノリカル」というあだ名が付いていたことでも知られている。

FC東京、ヴィッセル神戸、大宮アルディージャに加えて、フランスのアンジェでもプレーした経験を持っている鈴木規郎であるが、昨年はベガルタ仙台でそれほど出番を与えられず、契約満了で退団していた。

ペルセポリスは「ピルーズィ」という通称でも知られているイラン最大クラスのクラブであり、最大12万人以上を集めたアザディ・スタジアムを本拠地としていることで有名。

しかし近年はかなり浮き沈みが激しいチームとなっており、セパハンやエステグラル、フーラド・フージスタン、トラクトル・サジなどと比べると安定感のない結果に。昨季は2位でACL出場権(2016年度)を獲得しているが、今季はこれまで9位と結果が出ていない。

昨季チームの好調を支えたアリ・ダエイ監督はすでに解任されており、現在はハミード・デラフシャン氏がチームを率いている。

とはいえ、イランやトルコのメディアは基本的に飛ばしの報道が多く、クラブから公式の発表があったわけではないため、冷静に事態を見守る必要があるだろう。

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