6月6日、ドイツのベルリンで開催される今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝。5日、そのチケット販売が全世界でスタートするのだが、UEFAから発表されたその割り当てがなかなかヒドいようだ。

今シーズンのファイナルが行われるのは、ベルリン・オリンピアシュタディオンである。ヘルタ・ベルリンがホームとして使用するこのスタジアムのキャパシティはおよそ7万4000人だが、今回の決勝戦では全部で7万500枚のチケットが用意されるようだ。

しかし英国『Independent』によれば、その約1/3にあたる2万4500枚は関係者やスポンサー、企業への接待等に割り当てられるのだが、決勝戦を戦うクラブのサポーターにはそれぞれ2万枚しか配分されないというのだ。

CL決勝という舞台は、欧州クラブの全サポーターが憧れる地である。

にもかかわらず各チームのサポーターより関係者への割り当てが多いというのは、少し批判がありそうな話である。この大会は一体誰のものなのだろう?

ちなみに、CL決勝のチケットには4つのカテゴリーがあり、カテゴリー1は390ユーロ(およそ5万2000円)、カテゴリー2は280ユーロ(およそ3万7000円)、カテゴリー3は160ユーロ(およそ2万1000円)、カテゴリー4は70ユーロ(およそ9300円)となっている。

ニュートラルなファンにも6000枚のチケットが割り当てられており、uefa.comから応募可能とのこと(詳しくはこちらから)。

【厳選Qoly】戦術完成度はNo.1!スキッベ体制3年目、充実のサンフレッチェ広島が「相手の予測を上回る」理由。

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら