5日に行われたプレミアリーグの第28節マンチェスター・ユナイテッド戦に0-1と敗れたニューカッスル・ユナイテッド。

チームは11位と中位に停滞しているが、ニューカッスルサポーターにとっては嬉しいニュースがあった。

昨年精巣がんが見つかり長く治療を強いられていたホナス・グティエレスがプレミアリーグに復帰し、セント・ジェームズ・パークに帰ってきたのだ。

64分、ライアン・テイラーと交代でピッチに立ったグティエレス。

英国『BBC』ががんであることを伝えたのが昨年9月16日のことである。グティエレスのプレミアリーグでのプレーはノリッジに所属していた昨シーズンの第33節WBA戦以来であり、ニューカッスルでの出場は2013年10月5日に行われたカーディフ戦にまで遡る。

交代直前から、セント・ジェームズ・パークのお客さんは万雷の拍手でグティエレスの復帰を祝福した。

また、対戦相手であるユナイテッドの公式Twitterも"Big moment(待ちに待った瞬間)"とグティエレスの復帰を記している。

途中出場を果たすなり、ファビオ・コロッチーニからキャプテンマークを託された。

エネルギッシュにプレーしたグティエレス。アドナン・ヤヌザイへのファールでイエローカードを受けた。

対戦相手のGKダビド・デ・ヘアは試合後、グティエレスと握手。「今夜のもう一つの喜びは、ピッチの上でホナス・グティエレスと会えたこと!」とコメントし、2ショット写真を掲載した。

試合後、グティエレスはクラブチャンネルのインタビューにも登場。『BBC』の中ではこんなコメントを残している。

ホナス・グティエレス(ニューカッスル・ユナイテッド)

「残りの人生の中で、私はこの歓迎を忘れない。

(ファンからの)反応やファンがしてくれたサポート、また病気の時にもらった応援をとても嬉しく思う。

私は世界中のあらゆるクラブからサポートを受け、彼らはシャツ(の色)なんか気にすることなかった。そのことが、私が闘い続ける支えとなったよ。

私が経験した問題を抱えている人々には、ポジティブであってもらいたい。心の中で信じることができれば、問題は克服できる。あなたならできるさ」

病魔とのバトルに打ち勝ち、ファンが待つ舞台へと戻ってきたグティエレス。きっとまた、野性的なドリブルを見せてくれることだろう。