デコ

「(チェルシーでの最初のシーズンは苦戦した。スコラーリに何があった?)

話すのは難しいね。最初の4か月はリーグをリードしていたけど、その後重要な選手にたくさんの問題が起こった。何人かの選手はプレーしなかった。何が起こったかを語るのは難しい。

僕がバルセロナを離れると決めたときには多くの選択肢があり、それはスコラーリのためではなかった。クラブが僕を呼んで、僕はクラブと話した。クラブが僕を望んだ。スコラーリは友人ではあったけどね。最終的にブラジルに帰ったのは、家族についての個人的な問題があったからだよ。

スコラーリは情熱的な監督で、対話を必要としており、選手に感情を示す必要がある人物だ。チェルシーではそれをすることが出来なかった。

数人の選手たちは、監督との問題があった際、スコラーリと話をせず直接ディレクターに訴えていた。それはやっぱりチームにとって良くないよ。

(ヒディンクとアンチェロッティはどちらが好き?)

彼らは違う人物だよ。どちらもスターをチームにまとめるための手段を知っている。アンチェロッティはそれがとても得意だね」

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